顧問税理士を変更するタイミングとは
顧問税理士については、顧問税理士との不和や対応の不備などから発生する顧問税理士への不信感、顧問料が相場に合っていないなどの理由から変更したいと考えることもあるでしょう。しかし、これまで依頼してきたことやどのタイミングがよいのかが分からず変更できていないという皆様も多いかと思います。
そこで顧問税理士を変更するのはどのタイミングがよいかについて説明していきます。
顧問税理士を変更するタイミングとしては、①決算日を迎え、法人税の申告書を提出した(確定申告)タイミング、または②税務調査を受けたタイミングがいいとされています。これは①のタイミングで変更することにより次年度の決算期にかかる処理を一括して次の税理士に依頼することができ、スムーズに税理士の変更をすることが可能となるためです。
また、より安定性を求めるのであれば、②のタイミングが良いでしょう。税務調査は一般的には3年分の調査が行われ、調査を受けた年度の分を再度調査されることは滅多にないことから、税務調査が行われる周期は短い場合であっても3年に1度と考えられます。そのため、②のタイミングで変更することにより一人の税理士または税理士事務所が担当した分だけが調査の対象となるため、以前の税理士への連絡といった手間が発生するリスクを顕現することができます。
上記で示したタイミング以外でも税理士の変更は可能ではありますが、決算までの期間によっては処理が間に合わないなどの理由により対応してくれない税理士もいることから、税理士の変更先の選択肢が狭められてしまう可能性があります。
顧問税理士を変更するに当たっては、費用面で納得がいき、皆様のニーズと税理士の得意分野が合致する、信頼できる税理士を見つけることが大切です。
さくら税理士事務所は相続の手続から法人・個人の事業の経営まで皆さまとの対話を重視したサポートを行っています。
法人・個人の税務・会計についてお困りの際は、ぜひ経験豊富なさくら税理士事務所までご相談ください。