信用保証協会とは
信用保証協会とは、中小企業・小規模事業者の資金調達を支援するために設立された公的機関のことです。昭和28年に施行された信用保証協会法という法律に基づいて成立しています。
一般的に、中小企業・小規模事業者が資金調達を行う際は、なかなか金融機関から融資を受け付けることができません。銀行などの金融機関からすれば、返済の見込みがつかず、貸倒のリスクを抱えてしまうため、中小企業に融資をするという判断を下すことが難しいのです。
そこで活躍するのが信用保証協会です。信用保証協会は、中小企業・小規模事業者が融資を受ける際に、「信用保証」を通じて、資金調達をサポートします。信用保証とは簡単に言うと、中小企業・小規模事業者が返済不可能となった場合に、代わりに銀行に返済をするということです。
信用保証協会の保証を受けるためには、直接、信用保証協会に申込を行うか、銀行経由で申込ます。審査を通れば、晴れて保証を受けることができ、銀行の融資審査も通過し易くなります。ここで気を付ける点は、保証を受けられたからと言って融資審査も通る訳ではないという点です。借入はしやすくなりますが、必ずしも融資審査を通るという訳ではありませんので、気を付けましょう。
また、信用保証協会の保証を受ける際には保証料がかかります。融資金額や業種、業績といった条件によって金額は変わりますが、決して安くはありませんので、その点にも注意が必要です。
創業融資をお考えの方は、ぜひ経験豊富なさくら税理士事務所までご相談ください。