補助金と助成金の違い
■行政からの支援
補助金・助成金はいずれも国や自治体から支給される返還義務がない金銭です。行政上の目的を達成するため支給されます。では、補助金と助成金にはどのような違いがあるのでしょうか。
■補助金
補助金は、行政の目的にあわせて特定の事業に対し、その事業の実施を支援するために給付されるものです。補助金を交付することによって、その事業に取り組む人を増やすと同時にその事業を拡大しやすくすることで事業の「効果」を大きくすることも期待されます。補助金の制度ごとに審査条件や交付のあり方は変わりますが、基本的にこれから事業を行う人や、すでに行っている人に交付されるのが補助金となります。
■助成金
助成金は行政上の目的に合った活動を行っている会社に対して交付される金銭です。補助金は特定の事業に給付されるのに対し、助成金は既に行われている企業の活動に対して交付される点に違いがあります。人事評価や人材育成のための制度など雇用関係上の取り組みに対して支払われることが多いです。
■補助金や助成金の交付を受けるために
自身の会社の事業や取組みが補助金や助成金に合っていたとしても、補助金や助成金の情報にアクセスするのは意外と難しいものです。また、仮に補助金や助成金を知ったとしても申請には手間と時間がかかることが少なくありません。中には、経済産業省認定の経営革新等支援機関の意見書が必要な場合もあります。補助金・助成金のアドバイスや申請書類や必要書類の作成支援は税理士、社会保険労務士や中小企業診断士、経済産業省認定経営革新等支援機関などがお手伝いいたします。
補助金・助成金についてお考えの方は、ぜひ経験豊富なさくら税理士事務所までご相談ください。経営革新等支援機関でもあり、他士業と提携している税理士がお客様の事業運営に最適な選択ができるよう支援・アドバイスさせていただきます。